運動神経は遺伝と違い、鍛えることができます!
幼少期が大事です。
我が子にはスポーツができるようになってもらいたいと思っている人には必見ですよ。
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運動神経は子供時代の運動量で決まる
筋力の強さや体の骨組みなどの性質は運動能力と言い、生まれたときには大体決まっています。トレーニングで多少は変わりますが、生まれながらの才能なので鍛えるのは難しいものです。
運動神経は体を臨機応変に動かすための脳の伝達です。
子供の頃にどれくらい体を動かしてきたかによって大きく変わってきます。
運動神経は遺伝とは関係ありません。
幼少期からさまざまな体の動かし方やスポーツを経験させることで、運動神経を鍛えることができます。
1つのスポーツに絞って練習をさせるよりも、たくさんの違う種類を体験させてあげましょう。
探究したいスポーツに別の動きを加わえると、より効果を発揮するという見解もあります。
子供がスポーツや体を動かすことを楽しめるように、小さい頃からさまざまな運動をさせてあげてください。
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0〜1歳の子供の運動神経を鍛えるには
0歳からいきなり運動をするのは難しいので、まずはスキンシップから始めてあげましょう。
赤ちゃんにできる優しいマッサージをしてあげると母親とのふれあいになりますし、体がリラックスできるようにもなります。
五感も鍛えられるように、さまざまなものに触れさせることも重要です。
体が育ってきて、首も座ってきたら抱っこやおんぶをしてください。
いろいろな環境に触れさせて、学ばせてあげましょう。
読み聞かせやたくさん言葉をかけるのも脳の発達に役立ちます。
口に含んでは危ないものは近くに置かないようにしましょう。
ただ、口に含んで学習することもあります。
安全なものは注意しながらも見守ってあげましょう。
成長に合わせてさまざまな経験をさせてあげることが大切です。
歩けるまでになったら外遊びもしてあげると楽しいですよ。
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2〜4歳の子供の運動神経を鍛えるには
子供が活発になってくる年齢ですね。
だんだん言葉も覚えて喋るようになったり、歩いて行動できるようになります。
どんどん外で遊ばせてあげましょう。
高層マンションも増えた現代は家だとあまりバタバタできません。
雨が降っていたりどうしても外で遊べない場合は、室内の布団を敷いた上でじゃれあったりすれば騒音や傷も気にならなくなりますよ。
屋内施設に行くのもいいでしょう。
外遊びでは、かけっこでたくさん走らせてあげたり、ボール遊びで肩や腕を鍛えるなど体を動かすことを教えてください。
走ると足腰が強くなり、ダンスをすると感受性が豊かになって、リズム感を養えます。
さまざまな動作をしてどんなスポーツにも柔軟に対応できるようにさせてあげましょう。
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5〜8歳の子供の運動神経を鍛えるには
ルールがあるスポーツや集団で運動することを習得していく年齢です。
そのときに「このスポーツだけ」と断定するにはあまりよくありません。
たくさんのスポーツを体験させてあげましょう。
集団の運動により、協力や考えることを学んでいきます。
競い合ったり努力することで感情も生まれてきて、元気に育っていきますよ。
本人専用の自転車を買って練習することをおすすめします。
普段も使いますしバランス感覚も養われます。
軽いサイクリングでも、いい運動になります。
道具を使う競技をすると、どう動かすかなど考えるので脳の活性化にも繋がります。
この時期にプロを目指して競技に取り込むと効果的ですね。
別のスポーツも一緒に行うことで色々な動きをできるようになります。
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9〜12歳の子供の運動神経を鍛えるには
子供本人がやりたいスポーツの好みが出てくる時期です。
テレビや親の影響などで日々変化していきますので、まだ1つに絞らずやらせてあげるのがいいでしょう。
体育で習うような球技や陸上などは必ずやらせてあげてください。
住んでいる地域に子供がもっとやりたいと思うスポーツのクラブがあったりしたら通わせてあげるのもいいですね。
スイミングスクールやサッカーなどは人気が高いです。
この時期には、大体脳の神経が完成してしまっています。
いろんな動きを学んできた子は、新しい運動も始めやすいです。
頭で考えることも難無くできるようになっているので、運動神経のいい子供に成長しているでしょう。
何事も子供に無理強いにならないように気を付けてください。
親がやらせたい運動は、子供は好きじゃないという傾向があります。
楽しく続けられるスポーツをさせてあげましょう。
運動神経をしっかりと鍛えておけば、成長してもっと運動ができるようになっていきます。
プロスポーツを目指すことや、健康にも役立ちます。
これで子供の得意な運動やスポーツはどんどん伸ばせますね!