外で運動や室内でストレッチなど頑張り過ぎてはいけません。
新しく正しい知識を学び実践してみてください!
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徐々に運動の量と質を高めることが大事
運動に慣れていない人が、急に激しいスポーツをすると、体調を崩したり身体の故障を引き起こす原因になります。
筋肉の疲労が蓄積されて、翌日の体調に悪影響を与えてしまいます。
よくスポーツ選手に起こることが多い、オーバートレーニング症候群。
スポーツ選手なら毎日運動をするのは当たり前ですね。しかし、運動量が多く過度な負担がかかる練習を毎回しては身体によくありません。
運動のやり過ぎで身体を壊し、回復に長期間かかってしまう場合も出てきます。
習慣的に運動をしている人は時間や頻度を少しずつ増やしましょう。
毎日ウォーキングを30分しているなら40分に増やしてみたり、週に1回の運動なら週に2日するというのも考えてみましょう。
ジョギングが慣れてきたらランニングに変えたり、少しずつ変化をつけることで楽しさが増していきますよ。
運動後に筋肉痛や気だるさは残りますが、運動後のクールダウン、食事や睡眠をしっかりと取りましょう。
少しでも疲労を軽くして翌日以降に備えることが重要です。走りながら会話できるくらいから始めるのが適切。
特に、身体を動かすことに慣れていない人は、爽快感などを味わいながら楽しく運動をしましょう。
ストレス解消に運動を行うのが健康的です。
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ストレッチはあまり無理をせず安全に!!
身体の柔軟性を高め、正しく行うことで脂肪燃焼効果もあるストレッチ。
室内でもできることから自宅で軽くストレッチをしている人も多いでしょう。
身体をほぐしリラックスできるのでいいことです。しかし、身体が硬い人の無理なストレッチは筋肉の筋や腱の軟部組織を痛めてしまいます。
身体の柔軟性には個人差があります。
子供と大人でも柔軟性は変わってきます。
たとえ若い頃は平気だった開脚なども、年齢を重ねると共に困難になるケースが多くあります。
親子でストレッチを行う際も気をつけましょう。
ストレッチで伸ばしている部分以外が痛む場合は、肉離れ(筋線維の損傷)を起こしている可能性があります。
無理に続けてストレッチをするのではなく、休憩を取ったり痛みのある部分をアイシングなどを行いましょう。
痛みが治らない場合は、病院で診察してもらい処置をしてもらいましょう。
ストレッチのポイントは「ゆっくり」を意識することです。
呼吸もゆっくり。筋肉を伸ばすのもゆっくり。繰り返すのもゆっくり。
ゆっくり行うことで筋肉がより伸びるのです。
身体が運動やお風呂で温まった状態でストレッチをするのも効果的です。
ストレッチを続けることで痩せやすい身体に変化していきます。
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運動するときは怪我のリスクを考えて
運動をしていて膝や腰に痛みを感じるようになることがあります。
悪化が進むと、治すのに時間が必要な疲労骨折になる場合も。そのような事態を避けるために、運動量や時間などを見直しましょう。
慣れているからとさまざまな運動をメニューに追加してませんか?
長時間にわたり運動し続けてませんか?
体力や筋力が追いついていない状態で運動を続けると、健康面にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
スポーツによるケガは大きくわけて2種類あります。
転倒や衝突による打撲といった急性のスポーツ外傷。
身体能力の限界を超えた運動、濃密トレーニングスケジュール、同じ部位の使い過ぎなどが原因で、ケガを引き起こす慢性のスポーツ障害。
慢性のスポーツ障害は、ある程度ですが予防方法があります。
痛みを感じる前に何かしらの予兆があるはずです。違和感があったり、軽く痛みを感じることなど。
運動によるケガはその予兆を見過ごさないようにアンテナを張ると防ぐことができます。
運動を続けていくためにも、ケガは未然に防ぐことが大事です。
軽い痛みだから大丈夫だろうと甘く考えると、後々に響いてくるので十分な注意が必要です。
また、正しい応急、処置の仕方も学んでおくことをおすすめします。
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日頃から自分の健康状態を把握すること
突然の心臓疾患で命を落とすことも、まれにあります。
運動前は、病院で身体に異常がないか、検査を終えてから取り組むことをおすすめします。特にマラソンなどの心臓に負担が大きいスポーツなどは、必ずメディカルチェックを受けましょう。
自分の健康状態を把握せずに激しい運動をすると、健康どころか死に近づいてしまうこともあるのです。
準備運動を行わなかったり、睡眠不足で激しい運動をすると想像以上の負担が身体にのしかかります。
ゴルフはそこまで激しくなさそうに見えますが、スイングの瞬間など負担がかかるのです。
大人になり接待などで気軽にすることも多いスポーツですが、気をつけましょう。
自分の身体的に続けられるスポーツなのか、見極めることも大事です。
体調があまりよくない日に無理してスポーツをするのはやめましょう。我慢して行い、体調が悪化してしまっては健康的にも悪いです。
日頃から体調管理をしっかりと行い、万全な態勢で運動をしましょう。
自分の健康状態をしっかりと管理できれば、違うスポーツに取り組むことも可能になります。
その日の健康状態にあった運動や、自分ができる範囲のスポーツをすることで、より充実感を感じられるでしょう。
運動不足の解消は確かに大事です。
しかし、間違った知識のまま運動をしてしまうと命の危険にもさらされます。
以上に気をつけて、運動を楽しみながら行いましょう!