負担をなるべくかけず続けられるスポーツにしましょう。
また、仲間と楽しく身体も鍛えれば長生きできます。
高齢化している社会ですが、運動をして若返っていきましょう!
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太極拳
ゆっくりとした動きなので、リラックスしながら身体を鍛えることが可能です。
病気などの予防にもなるため、発祥地の中国でも人気があるようです。
太極拳は、世界に多く広まってきた1人で練習する「型練習」と、武術の相手と組手を交わす「推手」があります。
健康のために取り組みやすいのは、「型練習」ですね。
緩やかに決まった型を、動作を止めずに行っていきます。
手術をうけた人のリハビリなどにも役立つそうで、優しいエクササイズなのです。
年をとっていくごとに、足腰が弱くなっていきますよね。
全身運動で下半身も鍛えやすく転倒防止にいいので、高齢者にはぴったりです。
負担をかけずに精神統一ができるからボケ防止にも役立つでしょう。
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ボウリング
1970年にボウリングのブームがあった影響もあり、高齢者に実は人気が高いスポーツです。
準備やルールが簡単なため、介護施設などでもレクリエーションに取り入れられています。
専用レーンに並んだ10本のピンをボールで倒し、本数を競います。
認知能力やメンタルヘルスにもいい影響があるようです。
ストライクを取ることがストレス解消になったり、残っているピンに集中することが認知能力を高めるという効果が。
楽しみながら元気を得られるのです。
1球ボールを投げて戻ってくるまでに疲労回復ができ、身体の負担も少ないという利点もあります。
そして、助走が脳の活性化をはかり、ボールをまっすぐ投げるために
体幹がしっかりとしてきます。
高齢者にはおすすめですね。
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ノルディックウオーキング
名前にあまり馴染みのないスポーツですよね。
2本のポールを使用し、山や野原をウオーキングをする運動です。
クロスカントリーの選手が、夏に行っているトレーニングだったのが始まりです。
登山は激しい山道も通りますが、緩やかな傾斜の場所を歩くので、あまり身体に負担をかけず行えますね。
ストックを持つことで上半身の筋肉も使えて、血行の循環を促します。
身体全身を使い、バランス感覚をやしない転びにくい身体を作ることができるのです。
山や野原で風景や季節を感じながら、気分よく飽きずに長時間歩けます。
腰痛の軽減にも繋がるので、ぎっくり腰などの予防もできますね。
スポーツは苦手という人も、気分よく運動不足解消になると思いますよ。
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トレッキング
ノルディックウォーキングと似ていますが、トレッキングは山を歩きます。
つまりは、軽登山。
山頂を目指すというよりは、常日頃の生活で味わえない自然や知らない場所を歩くことで、非日常を体感できます。
無理に高い山を登るのでなく、楽しめる程度にしましょう。
普段触れない自然からリラクゼーション効果を得られ、足腰強化や、心肺機能の向上など利点が多いです。
気の合う仲間と一緒に楽しむと、コミュニケーションも図れて認知症予防にも最適。
達成感や喜びも大きいと思います。
高齢者は歩くのが億劫になっていくので、どうしても脂肪を蓄えやすいです。
しかし、トレッキングは消費カロリーが高く、脂肪燃焼に適しているので、健康的にもとてもいいのです。
たくさん解放感に浸りましょう。
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グラウンドゴルフ
名前にもついているようにゴルフと似ているルールです。
クラブやボール、スターマットなど専用の道具を使います。
ゴルフでいうカップのようなホールポストにボールが入るまでの打数を数えるスポーツです。
公園や学校などで開催している光景を、見たことがある人は多いかもしれませんね。
距離やホールポストの数は決められていないので、設定を変えて楽しむことができるのも魅力です。
全身を使いながらも、調整力などの感覚が鍛えられ脳の活性化になります。
制限時間もないので、ペース配分は自分たちで決められます。
人数や技術を考慮し、コースも自由自在なので面白味が増えますね。
激しい運動量はなく、頭を使って楽しむのが好きな高齢者におすすめです。
高齢者になると、どうしても動くのが大変になってしまいますよね。
軽い運動量で楽しくできる種類のスポーツをしていけば、心も体も元気でいられます。
ぜひ、始めてみましょう!